みかんとオレンジ

日々の出来事を書くだけのブログです。

デジタル格差

駅で年配の女性に声をかけられた。


そのおばあさんの手にはたくさんのメモが握られていた。


「ここまで行きたいんだけど、この電車であってますか?」


あっているけど、おばあさんの手に握られている数枚の行き方のパターンを書いたメモは、途中でバスに乗ったりどれもややこしい行き方で、最短の道ではなかった。


なぜ、私がわかったかというと、そこに土地勘があったわけでもなく、ただ単にスマホで乗り換え案内を検索しただけ。


検索した結果を口頭で伝えたら、年配女性は自分のメモを探り、今伝えた行き方と同じ行き方のメモを探しているようだった。


私はそこに同じ行き方のメモがないのを知っているので、この女性はメモで欲しかったんだと理解して、手持ちのノートに検索した行き方、どこで乗り換え、何線の何番線から出る何行きの電車に乗ると、できる限り詳細に書いて手渡した。


そこで電車が来てお別れだと思っていた。


でも、電車の座席に座った私の横に年配女性は座った。


正直、距離が近すぎると戸惑ったが、またこの女性はこの次で降りるのよね?と聞いてきた。


そうですよと答え、一度聞いても忘れてしまうのかもしれないと思って、次の駅で降りて乗り換えのホームへ行くのを見届けるところまでしようと決めた。


そして次の駅について、降りて斜め前に乗り換えのホームへ行くエスカレーターが見えたので、それに乗って乗り換えるよう伝えた。


ひと仕事終えて電車内の椅子に座っていたが、やっぱりきちんとそのエスカレーターに向かっているか心配になり、立って電車の窓からおばあさんを探した。

そしたら、おばあさんもホームでこちらを向いていて大丈夫、そこでしょとジェスチャーをして手を振り向かっていった。
エスカレーターに乗って見えなくなるときには投げキッスをしていた。

地味な夫婦

私達は結婚式をしなかった。


人前の苦手な私達にとって、何百万円かけてやりたいと思うようなものではなかったから。


婚約指輪はなし。


結婚指輪も安いものを探して買った。
リングであればなんでもよかった。



私達の結婚は人に自慢できるようなきらきらした結婚ではなかった。



周りは拍子抜けしていた。


それでいいの?と聞かれた。


でも、休日に2人でごろごろしているだけで、なによりも幸せで


体調が悪いときには、家事全部やってくれて、スポーツドリンク買ってきてくれたり、お粥作ってくれたりして


人と違っていても、これが私にとっての幸せ。

朝から動いたら

いつも休みの日はゴロゴロして終わってしまいがち。

朝から動いたらその後の家事もメリハリつけてサクサクっと片付くと思ってた。

だから、朝イチに予定を入れた。


用事を済ませて、なんならスーパーまで行って完璧だなと思いながら家に戻った。

そして、寒くて、すぐにベッドに帰還してしまった。


12時になったら…13時になったら…お昼食べてすぐ動くとよくないからもうちょっと時間たってから…

気づけばもう17時。

なんてこった。

全てはこの気温のせい。

主婦はみな日々デイトレーダー

今日、嫌なものを見てしまった。

昨日買ったみりんが今日セールになっていて、50円も安くなっていた。

スーパーでは日々、10円単位、ものによっては100円単位の値動きがある。

その取引で勝つには、スーパーの品物の値段の底値を把握しておかなければいけない。


みりんに関してはそんなに安くならないだろうとたかをくくっていた。

甘かった…

若干の動揺を隠しつつ、鍋をするため冷凍うどん5個入りをみるとタイムセールになっていた。

いつもより80円ほど安い。

神様は私のことを見捨てていなかった…!

結局、30円プラスで買い物終了。

今日はいい日だ。

ほしいものはなんだろう

夫がほしいものあんまりないよねと言い出した。

ほしいものって猫と、家と、車とー

と上げだした。

車ほしかったんだと内心思いながら聞いていると、

けっこうあるな!

と自分で結論づけていた。


車はいらない。
費用対効果が薄い。
月々の駐車場代と車本体のお金と車検など考えて、それに対して我が家で車に乗るのは月一回あるだろうか。
レンタカーで十分。


猫もしくは犬は絶対飼いたい。
費用対効果で考えても抜群の効果を発揮する。
猫を飼おうということにあたり、猫を飼うのに生涯かかるお金を調べたら、100万円〜120万円ぐらいらしい。
15年として月5500円〜6700円。
払えないなら飼ってはいけない。


効果としては日々のストレス緩和。
これはなに物にも変えがたい。
そして、ペットと触れ合うことにより心疾患リスクを減らすらしい。
素晴らしい。


お金で物を買うよりも、ペットとのくらしでの癒やしや経験といった目に見えないものを得ることのほうに価値を感じる。

いつか一緒に暮らしたい

家までの帰り道に猫カフェがある。

血統書つきじゃなくて、保護された猫達がいる。

一部ガラス張りで中の様子が見えるようになっている。

仕事帰りそこから不審者のようにのぞいてしまう。


猫を飼いたいけれど、賃貸だしと思っていたら、旦那も猫を飼いたいと言い出した。


そして、猫を飼う前に家を買う話が浮上した。


家を買うよりもその後に待っている猫を飼う想像で胸がいっぱい。

想像しただけで、こんなに幸せになれるなんて。


明日からは猫カフェの猫を見るときには、かわいい!だけでなく、きっと猫を見ながら一緒の暮らしを妄想する。
それを考えただけでも、幸せ。

母子家庭

小学生の頃、周りは母子家庭が多く、今から思えば苦しい生活だったんだろうと思う友達も多かった。


小学生の頃の友達あいちゃんのお母さんはモデルかと思うほどキレイで、女手一つで小学4年生のあいちゃんと2年生の妹、保育園児の弟、子供たち3人を食べさせるため昼も夜も働いていた。


2K40㎡ほどのおうちに親子4人。
決して広いとは言えない。


別れたお父さんはビルやマンションを所有するお家の息子だったらしく、夏祭りのときに、自分の家が所有するマンションの屋上から花火を見せてくれた。
マンションの屋上にはあいちゃんと私、あいちゃんの弟妹とお父さん、そして知らない女の人、数人だけの特等席だった。



その帰り道、あいちゃんはお祭りの帰り道には似つかわしくない不機嫌な顔をしていた。

お父さん嫌いなんだ。
お父さん自身がお金持ちなわけじゃないから、養育費は払ってくれない。
だから、お母さんはあんなに働かなくちゃいけないんだ。
と大人顔であいちゃんは言った。


本当にあいちゃんのお父さんがお金持ちなのか、養育費を払っていなかったのか、小学生の私には判断はつかなかった。


だけど、小学生ながらにお金持ちと結婚しても、その後も順風満帆とは限らないんだと知った。